法曹界に届いた悲報
インドネシアの法曹界が深い悲しみに包まれている。弁護士のカマルディン・シマンジュンタク氏が、2026年10月19日(月)午前3時(インドネシア西部時間=WIB)頃、ジャカルタのペルニ病院で死去した。長年にわたり腎臓の病気と闘った末、52歳で生涯を閉じた。
この訃報は、同僚弁護士のマルティン・ルカス・シマンジュンタク氏によって確認された。マルティン氏は19日朝、記者団の取材に対し、「シャローム、今朝午前3時(WIB)に彼が天の父の御許へ旅立たれたのは事実です」と語った。同様の知らせは、ポルタク・シリトンガ弁護士によっても確認されている。
長年にわたる定期的な人工透析
ここ数年、カマルディン氏の健康状態は悪化していた。腎臓疾患の診断を受け、定期的に人工透析を受けなければならない状態が続いていた。ポルタク・シリトンガ氏によると、故人は週に最大3回の透析を受けていたという。
故人の妻であるジョアニタ・メロリン・ウェンジさんは、夫が2026年2月以降入退院を繰り返し、一時は車椅子を使用していたことを明かした。最後の治療では、カマルディン氏は肺感染症と診断され、血中酸素飽和度の低下も見られていた。
「極度の過労が原因で、ここ2年ほど透析を始めていました。依頼人を弁護する際はほとんど休みをとらず、日曜日であっても仕事をしていました」と、ジョアニタさんは2026年10月19日(月)、西ジャカルタのウクリダ病院霊安室でKompas.comの取材に対して語った。
ウクリダに安置、J巡査遺族も哀悼の意
カマルディン氏の遺体は、西ジャカルタ・クボン・ジュルクにあるタビタ・ウクリダ葬儀場・火葬場に安置された。遺族や多くの同僚が訪れ、哀悼の意を伝えている。19日夕方の時点では、埋葬の日程や場所は公式に発表されておらず、親族間での合意を待っている状況である。
J巡査の遺族も哀悼の意を表した。故ノフリアンシャー・ヨスア・フタバラット巡査の親族であるロスリン・エミカ・Br・シマンジュンタクさんは、自身のFacebookアカウントへの投稿を通じて深い弔意を示した。彼女は、ヨスアさんの家族のために正義を求めて粘り強く闘ったカマルディン氏の献身を偲んだ。
サンボ事件の真相究明を牽引した存在
カマルディン・シマンジュンタク氏の名は、元国家警察監察部長(プロパム部長)フェルディ・サンボが関与した殺人事件において、ノフリアンシャー・ヨスア・フタバラット巡査(J巡査)の遺族側弁護人を務めた2022年に全国的な注目を集めた。同氏はJ巡査の不審な死因について積極的に声を上げ、再司法解剖の実施を主導したことで広く知られた。
サンボ事件以前にも、カマルディン氏はハンバラン選手村汚職事件、電子住民登録証(e-KTP)汚職事件、M・ケチェ氏による宗教冒涜事件など、数々の大型事件を手がけていた。2004年にインドネシア・キリスト教大学法学部を卒業した同氏は、ビクトリア法律事務所を立ち上げ、2007年以降は弁護士団体でも精力的に活動していた。










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