レイカーズ、レブロン不在の新時代初戦で白星発進

ロサンゼルス・レイカーズは現地時間2026年10月22日、クリプト・ドットコム・アリーナで行われた2026-2027シーズンNBA開幕戦で、ゴールデンステイト・ウォリアーズを127-105で圧倒し、レブロン・ジェームズ不在の新時代を白星で飾った。前半を66-52で折り返したレイカーズは、第3クォーターに36-16と猛攻を仕掛け、最大35点差をつけて主導権を握った。

今夏にフリーエージェントとしてフィラデルフィア・76ersへ移籍した通算4度のNBA MVP、レブロン・ジェームズの退団に伴う周囲の懸念を払拭する快勝となった。レイカーズは9名の新戦力を加える大幅なチーム刷新を行ったが、初戦から見事な連携を披露した。

ケスラーが12本ノーミス:高額トレードの価値を即座に証明

ウォーカー・ケスラーはレイカーズデビュー戦で、ダンク10本を含むフィールドゴール12本を全て成功させ、26得点、9リバウンド、2ブロックと完璧な活躍を見せた。ケスラー獲得にあたり、チームはプロテクトなしの2031年・2033年ドラフト1巡目指名権と、2028年・2030年の指名権交換権という高額な対価をユタ・ジャズに支払っていた。

1本も外さずに決めた12本のフィールドゴール成功数は、1969年3月にウィルト・チェンバレンが記録した14本中14本に次ぐレイカーズ史上2位の記録となった。また『StatMuse』によると、開幕戦でFG成功率100%を維持した選手としての最多得点記録も樹立した。

レイカーズのレジェンドであるシャキール・オニールはケスラーを現役最高のビッグマンと称賛した。ケスラー自身も本拠地の熱気に胸を打たれ、「ここのエネルギーは凄まじい。ファンの熱狂は信じられないほどで、エネルギーが満ち溢れている」と語った。

ドンチッチ躍動、カリーは第4Qベンチ待機

ルカ・ドンチッチは3クォーターのみの出場で28得点、8リバウンド、7アシストを挙げ、攻撃の中心として牽引した。前半だけで23得点を奪い、前半終了のブザーと同時にハーフライン付近からバンクショットを沈めた。試合中にはウォリアーズのルーキー、ヤクセル・レンデボーグとの口論から相手のテクニカルファウルを誘発する場面もあった。オースティン・リーブスも23得点をマークした。

キャリア18年目を迎えたウォリアーズのスティーブン・カリーはチーム最多の23得点を記録し、そのうち20得点を前半に集中させた。しかし第3クォーターは3得点にとどまり、点差が開いた第4クォーターはベンチに退いた。

ウォリアーズはブランディン・ポジェムスキー(腰部)、チャールズ・バッシー(膝)、モーゼス・ムーディーとジミー・バトラー(ともに膝の負傷、1月復帰見込み)、クリスタプス・ポルジンギス(健康上の問題、復帰時期未定)など主力に欠場者が相次いだ。その中でルーキーのレンデボーグがデビュー戦で12得点を挙げる奮闘を見せた。

「ブロニーを出せ」の大合唱で幕切れ

試合終盤、アリーナには「We want Bronny(ブロニーを出せ)」のチャントが響き渡った。JJ・レディックHCが第4クォーター終盤にブロニー・ジェームズを投入すると、レブロンの息子であるブロニーはフローターを決めて127-100とし、満員の観客から大歓声を浴びた。

新体制のレイカーズにとって貴重な開幕白星となった。レイカーズは金曜日にロサンゼルス・クリッパーズをホームで迎え撃ち、ウォリアーズは同日にメンフィス・グリズリーズと対戦する。