2度のビハインドから2度の同点劇

2026年10月18日(日)午後、ゲロラ・ブン・トモ・スタジアムで行われたスーパーリーグ2026/2027第5節で、プルセバヤ・スラバヤはPSSスレマンと2-2で引き分け、勝点1を分け合う結果となった。15時30分(WIB)にキックオフされた一戦は、計4ゴールが生まれる展開となり、終盤には劇的な幕切れが待っていた。

アウェイのPSSスレマンが9分に先制する。メルヴィン・ローレンツェンが見事なフリーキックを決め、プルセバヤのGKエルナンド・アリの手を破った。その後、プルセバヤはトニ・フィルマンシャー、ジェフェルソン・シルバ、アレックス・マルティンスを中心に攻勢を強めるも、0-1の時間が続いた。

スタジアムが待望した同点ゴールは36分に生まれた。トニ・フィルマンシャーのコーナーキックをミゲル・ピントが頭で合わせ、1-1の振り出しに戻した。両チームともに決定機を決めきれず、同点のまま前半を折り返した。

後半の勝ち越し弾とアディショナルタイムのドラマ

迎えた後半、PSSが再びホームチームを脅かす。61分に田中宏武がゴールを挙げ、スプエル・エラン・ジャワ(PSS)が1-2と勝ち越しに成功した。ホームでビハインドを負ったプルセバヤは攻撃のギアを上げ、同点弾を狙って交代カードを切った。

試合終了間際にドラマが訪れた。90分、右サイドからのクロスに反応したミゲル・ピントがこの日自身2点目を記録し、再びバジュル・イジョの救世主となった。このアディショナルタイム弾により、プルセバヤはサポーターの前での痛恨の敗戦を回避した。

試合はそのまま2-2で終了した。主審は試合を通じて、19分にクラウディオ・ムッツィへ、23分にジェフェルソンへイエローカードを提示した。

救世主ピント、PSSは勝点3を奪えず

この試合の主役となったのは2得点を挙げたミゲル・ピントだった。プルセバヤの攻撃陣を牽引した同選手は、前半のヘディング弾とアディショナルタイムの劇的ゴールで2度にわたりチームを敗戦の危機から救った。目前に迫っていたPSSスレマンの勝利は、試合終了間際に露と消えた。

PSSスレマンにとっては、勝利を手放した痛恨の引き分けとなった。アウェイながら2度リードを奪い優位に立ちながらも、タイムアップまでリードを守りきることができなかった。勝点1を分け合った両チームは、スーパーリーグ第5節を痛み分けで終えることとなった。