オハイオ州の選挙運動での告白
アメリカのドナルド・トランプ大統領は月曜日(2026年10月12日)、オハイオ州ヤングスタウンでの選挙集会で驚くべき発言をした。イランに対する軍事作戦について、同国の指導者層を排除する上で「行き過ぎた」可能性があると述べた。
「我々は指導者たちに対して行き過ぎたかもしれない。もう誰と向き合っているのか全く分からないからだ」とトランプ氏は支持者らに語ったと、デイリー・エクスプレスが報じた。
その告白は、米国とイスラエルが2026年2月28日にイランへの先制攻撃を開始してからほぼ8カ月後に浮上した。この攻撃でイランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師が死亡し、後にイランの新最高指導者に昇格した息子のモジタバ・ハメネイ師が負傷した。
交渉相手探しに苦戦
トランプ氏は、イランの指導者らが殺害されたことで、交渉できる人物がもはやいなくなったため、ワシントンが戦争を終結させることがかえって難しくなったと理由を述べた。「Nobody wants to be the president of Iran」と同氏は述べ、イランの指導者候補者らが今や表舞台に出ることを渋っていると指摘した。
アリゾナ州ブルヘッドシティでの水曜日(2026年10月14日)の選挙集会で、トランプ氏はイランの指導部が幾重にも消え去った経緯を詳述した。「Their first level leaders are gone. They picked a second level. Their second level leaders are gone. They picked a third level. Half of them are gone.」
トランプ氏はさらに、イラン側が同氏に対し、同国の指導者をもはや殺害しないと約束するよう求めたと主張した。「They made me promise not to take out any more, and I did. I promised them」と同氏は述べた。
外交上の混乱はJD・ヴァンス副大統領も認めている。今月初旬、ヴァンス氏はロイター通信に対し、米国当局者はテヘランで実際に誰が権力を握り、どのように意思決定が行われているかを確認するのに苦慮していると述べた。ヴァンス氏は停戦の条件は変わらないと強調した。イランは核濃縮計画を大幅に削減しなければならない。
完全な謝罪ではない
トランプ氏は「I'm sorry」と述べたが、その文脈はイラン国民に対する戦争への公式な謝罪ではない。同氏の発言はむしろ、予期せぬ結果への後悔の念——上級幹部の抹殺、そして交渉ルートの行き詰まり——を意味するものだった。
同じ集会でトランプ氏は軍事的な主張を繰り返した。イランを「テロの最大のスポンサー」と呼び、核兵器を保有させてはならないとし、イランの159隻の軍艦すべてが今や「海底で美しく眠っている」と主張した。
米・イラン戦争は8カ月目に入り、2026年11月の中間選挙を控えた米国内の燃料価格高騰を含め、世界的な経済・政治的不安を引き起こし続けている。






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