2日間の売り圧力から反発
インドネシア総合株価指数(IHSG)は、火曜日(2026年10月20日)の取引終値で大幅な上昇を記録した。指数は282.28ポイント(5.65%)高の5278.89まで買われ、同日の取引高値を付けた。
2日間にわたる売り圧力の後に見られた投資家の買い戻しが、相場回復の主な原動力となった。市場は先立って、世界的な指数算出会社モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)によるインドネシア資本市場の分類見直しへの懸念から急落していた。金曜日(2026年10月16日)に11.57%急落したIHSGは、月曜日(2026年10月19日)にも3.64%続落し、4996.61で終えていた。
安寄り後、高値引け
本日の指数の値動きは当初から順調だったわけではない。IHSGは4980.16で安寄りしたものの、その後反発に転じ、前場は5100〜5200のレンジで乱高下した。前場は4.16%高の5204で引けた。
後場に入ると買い圧力が一段と強まり、IHSGは5200を上抜けて最終的に5278.89で引けた。売買代金は約26兆3000億ルピア、出来高は547億〜566億1000万株を記録した。値上がり銘柄数は670〜694銘柄に上り、下落は99〜111銘柄にとどまった。
IDXが80銘柄を除外、国内勢が買い集め
いくつかの要因がこの反発を牽引した。取引所当局の迅速な対応が市場で好感され、インドネシア証券取引所(IDX)はDCIIやBRENを含む80のHSC銘柄をIHSGの算出対象から除外することを決定した。これは来月から適用され、3か月ごとに見直される。同時に、急落を受けて複数の上場企業が自社株買いを準備したほか、ダナンタラ(Danantara)も国有企業株の積極買い入れ姿勢を示した。
IHSGが5000を割り込んだことを受け、スフミ・ダスコ国民協議会(DPR)副議長が国民に「バイ・インドネシア」を呼びかけるなど、心理的な後押しもあった。大手銀行株が主導役となり、BBCAは7.88%高の5200ルピア、BBRIは9.84%高の2790ルピア、BMRIは9.82%高の3690ルピアへ急伸した。33.33%高の24ルピアまで急上昇したATLAを筆頭に、計10銘柄がそろって値幅制限上限(ストップ高)に達した。
興味深いことに、外国人投資家は同日、1兆9700億〜2兆2000億ルピアの売り越しを記録した。これは、今回の反発が完全に国内勢の買い支えによるものであることを示している。
全セクターが上昇、アジア市場の下落に逆行
すべての業種別指数が値上がりで取引を終えた。運輸セクターが8.55%と最も高い上昇率を記録し、素材(6.62%高)、インフラ(5.60%高)、金融(5.07%高)が続いた。主要45銘柄で構成するLQ45指数は8.58%高の530、IDX30は8.92%高の297、ジャカルタ・イスラム指数(JII)は6.82%高の307まで上昇した。
IHSGの堅調な展開は、原油高や世界経済の不透明感を背景にアジア市場の大半が軟調に推移するなかで起きた。投資家は、新興国市場から独立市場へのインドネシアの分類変更提案に関するMSCIのパブリックコンサルテーションを注視し続けており、この不確実性が今後の国内市場の動向において最大の焦点となっている。











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